Detail
─ 古来より続くタンクの血筋 ─
誕生から一世紀を超えたカルティエタンクは、
時代を越えて人々の腕に寄り添い続ける象徴。
現行モデルとしてもなお輝きを放ち、
アンティークの姿には過去の余韻が静かに宿ります。
─ ブラックローマンの静謐 ─
ケース径23mm×30mm。
1980年代に生まれた手巻きの希少なモデル。
深いブラックダイヤルにローマ数字が浮かび上がり、
外へ広がるペンシルハンドが調和を描きます。
アンティークにしか宿らない洗練が、静かな気品を漂わせます。
─ SV925 ケースの余韻 ─
愛嬌あるタンクのケースは、腕に収めると独特の存在感を放ちます。
外装ケースは「VERMEIL(ヴェルメイユ)」という、
銀無垢の上に金張りを施す加工技術が用いられ、
高級感を感じる仕上げ。
ボーイズサイズに近い控えめな輪郭、
そして希少なLMタイプのさりげない佇まい。
選んだ人のこだわりを映し出す鏡のように、静かに語りかけます。
─ Cal.78-1 ─
カルティエのマストタンクなどに搭載されたCal.78-1。
ETA Cal.2512-1をベースにした手巻きムーブメントで
1976年から1983年頃まで製造されました。
直径17.2mmのコンパクトな設計に17石を備え、
21,600振動/時で安定した精度を実現。
実測で42〜44時間の駆動時間を持ち、
アンティークのドレスウォッチにふさわしい信頼性を備えています。
丸穴車が逆ネジ仕様であるなど独特の構造を持ち、
当時のカルティエがこだわりを込めて採用した機械。
現行モデルには中々見られない希少な手巻き仕様であり、
アンティークならではの味わいと、
過去の職人技術を受け継ぐ余韻を感じさせます。
