Detail
─ SEELANDという名義 ─
SEELANDは、19世紀末から20世紀初頭にかけて流通した名義。
主にFHFやA. Schildの機構を用い、中庸な価格帯で展開されました。
企業登記の痕跡は乏しく、製造よりも流通名義と見られ、
本品もその系譜に属する一本。
名と構造が交わることなく、 ただ同じ輪列を共有しています。
─ 可視の構造 ─
本品はスケルトン仕様の懐中時計。
文字盤上インデックスは排され、機構そのものが姿を現します。
12時のみローマン数字を掲げ、他はアラビア数字が並ぶという
立体的なその姿はとても見慣れた配置とは言えず、
しかしそれがこの時計の語り口となるでしょう。
─ Cal.SEELAND 18 ─
搭載されるのは Cal.SEELAND 18、
A. Schildの系譜に属するキャリバー。
メンテナンス製に長けており、長期の使用に耐える設計です。
巻き上げに応じ、駆動の始まりを指先に伝えます。
