【いまとは雰囲気が全然違う!?】往時のアンジェラスを代表する傑作クロノグラフ

2025/02/03
by 堀内 大輔

2015年に復活を果たし、現在はシチズン傘下のブランドとして、スケルトン仕様をはじめとした独創的なスタイリングの複雑モデルを中心に展開するアンジェラス。

その起源は1891年までさかのぼり、休眠状態となる1970年代まで自社でムーヴメントも製造する独立系のマニュファクチュールとして活躍していた。
なかでも1940年代から60年代にかけて製造したクロノグラフムーヴメントは高く評価されており、実力派クロノグラフメーカーとして確固たる地位を確立。いまなお多くのアンティーク愛好家を虜にしている。

そんな往時のアンジェラスの代表作と言えるのが、今回取り上げる1942年発表の“クロノデイト”である。これは、2カウンター仕様のクロノグラフにトリプルカレンダー表示を組み合わせた、当時としては革新的なモデルだった。

しかも、カレンダーの配置が非常にユニークである。小窓式の月表示を12時方向に、同じく小窓による曜日表示を6時方向にレイアウトし、センターにポインターデイトを備えているのだ。そのため文字盤レイアウトの上下、左右が対称となっているのが特徴だ。カレンダー表示を対角にレイアウトすることは、スペース効率という面でいえば良くなかったはずだが、結果、これがクロノデイトに強い個性を与えたことは間違いない。

搭載しているのは手巻きのCal.217で、複雑機構を備えるため直径は33mm、厚みは6.55mmと大きい。そして大ぶりなムーヴメントを納めるため、ケースも38mm径と当時としては大きかった。だが、当時としては大きなケースも、現代の基準からすると程よいサイズ感であり、これも今日の愛好家から支持されるポイントと言える。

【商品詳細】18KYG(38mm径)。手巻き(Cal.217)。1940年代製。83万6000円。取り扱い店/プライベートアイズ ショップページに移動


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